マスコミ広報のタイミング
- スタート時 ・アイデアコンペのHPを立上げ、チラシを作成し、満を持して広島経済記者クラブ(5/9)、広島市政記者クラブ(5/10)に報道資料を投込む。
- 提案者登録終了時前後 ・提案者登録の目途がつき、提案作品が届き始めると、提案内容のレベルも把握できる。
- 提案受付終了後 ・提案者の特性、提案の内容等を整理し、報道資料として情報を提供する。
- 第1次審査結果発表時 ・投票結果により選定された上位5点を公表する。
- 最終結果発表時 ・公開プレゼン及び表彰式をテレビで報道してもらえるように環境を整える。
- 報告書公表時 ・アイデアコンペの経過及び最終結果等をまとめた報告書を作成し、関係機関、報道機関等に配布する。
・産経新聞(5/17)、中国新聞(6/2)、読売新聞(6/17)に掲載される。
・中間報告をしながら、投票者の募集を呼びかける。
・作品展示及び投票方法等の今後の予定をPRする。
・記者クラブに資料を投込むだけでなく、記者レクをして、質問等を受ける。
・提案作品の公開の方法を紹介し、投票参加を呼びかける。
・作品展示会を催し、マスコミ関係者を対象に内覧会を行い、アイデアコンペのPRを図る。
・テレビ、ラジオ等のマスコミに情報を提供し、売り込みをする。
・記者発表を行い、第2次投票及び公開プレゼン等の今後の予定を説明する。
・視覚的に訴えるために、新聞よりテレビ等にターゲットをシフトさせる。
・新聞社はそれぞれ取材して記事にする。
ケース・スタディ
これから投票者を増やすことと既に登録した人に投票を念押しするために有効な広報は、提案受付終了後と第1次審査結果発表時と思います。具体的に広報の内容・方法等についてスタディします。
- 提案受付終了後 ・記者発表又は取材形式とする。
- 第1次審査結果発表時 ・広島市政記者クラブを対象に記者会見・記者レクを行う。
・提案者の特性、提案内容等の分析、投票者登録状況等をまとめた報道資料を作成する。
・作品の公開及び展示、投票の方法等、今後のスケジュールを説明する。
・報道関係者に投票用はがきを配布し、投票に参加してもらう。
・アイデアコンペの意義、投票参加の意義について強調し、投票参加を呼びかける。
・1次審査を通過した5作品を公表し、作品を題材にした市民や評論家等によるテレビ討論会を企画する。
・人目に付きやすいところに5作品を展示し、その会場で独自の投票を実施し、話題を提供する。
・公開プレゼンのPRを行い、プレゼン参加及び投票参加を呼びかける。
雑感
マスコミに取り上げられて一時的に話題になったとしても、それで一般市民が投票参加に動くかといえば、決して期待はできないであろうと思います。
ただアイデアコンペのことを知っていただくことは大いに意味があり、お前が投票するなら俺も参加しようかという波及効果が高まります。
町づくりやコンペの対象エリアに興味を持っていそうな人やNPOにターゲットを絞ってPRを図っていくことも地道にやらなければなりません。
7月8日現在で、提案者登録は80件を超え、投票者登録も200名を超えました。第1次投票までに300名、第2次投票までに1000名という目標を掲げています。
提案作品の方もボツボツ集まり始め、レベルの高いコンペが期待できそうです。
市民コンペとしては、どれだけ多くの投票者を確保できるかが勝負となります。これまでも多くの人に声をかけましたが、まだまだ裾野が広がりません。これからはマスコミの力を借りて、一般市民に浸透させていくことに重点をシフトさせていきます。
作品展示会を催すことは効果的かもしれません。マスコミも報道しやすいし、多くの市民に見てもらうことができれば、飛躍的に認知の度合いも深まっていくでしょう。具体的な提案作品に接すれば、投票もしたくなるでしょう。このアイデアコンペがうまくいくか否かはこれからの動きで決まると言っても過言ではないと思います。
*ちょっとコーヒーブレイク : 『平和記念都市ひろしま』(2011.7.15 記載)