アルバム『故郷で生きる』

CDケース
CD「故郷で生きる」

久方振りにアルバムを自費制作しました。前回は2006年にサラリーマン生活の卒業を記念して3曲入りのCDを作成しました。
今回は広島に帰り、3年間の主夫生活を総括する意味合いがあります。今年に入って書いた曲と若い頃の曲が入り交じっていますが、どの曲も自分を見つめたものです。
作った曲をアカペラにし、それに佐々木さんが伴奏をつけてカラオケにし、歌を吹き込んで完成です。広島と東京でそれぞれ別々に作業しました。
二人のコンビをザ・コストケンズと命名しました。佐々木さんの編曲力に助けられ、私としては満足できる作品となりました。
皆さんが聴かれて、どんな印象を持たれるでしょうか?音楽は聴く人によって評価もまちまちですが、一人でも共感してもらえれば、制作した価値が生まれます。

アルバムの概要

    CDケース1
  • タイトル:故郷で生きる
  • 歌:ザ・コストケンズ
  • 作詞・作曲:瀧口 信二
  • 編曲:佐々木 良廣
  • 収録曲等:14曲、47分
  • 制作等:2009年9月、50枚、自費制作
  • その他:写真は友人撮影

収録曲

私の今の心情を一番表している曲「故郷で生きる」をアルバムタイトルとしました。曲を作った時の気分等は音楽作品の方に記載しています。
ここでは各曲の作詞を紹介します。     
  1. 故郷で生きる
  2. いつまで田舎に/引っ込んで燻ぶっているのか/
    友達から心配され/声かけられるけど/
    今はただ腰をすえ/踏ん張って/
    やりたいこと見つけながら/生きてゆくだけ/
    先のことなど分からないけど/なんとかなるものさ/
    自分らしい生き方なら/それが一番/
    先のことなど分からないけど/なんとかなるものさ/
    生まれ育った故郷で/ 生きるのはいいことだ/
    生まれ育った故郷で/ 生きるのはいいことだ/

  3. お前を探してた(*20代に作った曲)
  4. お前を愛して/お前を求めて/お前を探してた・ア・ア・アー/
    俺を待ってた/俺を知ってた/俺を感じてた・ア・ア・アー/
    お前はどこにいる/何をして過ごしている/
    姿を見せてよ/早く会いたい/
    お前は待ってた/お前は知ってた/お前は感じてた・ア・ア・アー/
    お前といっても/相手があるし/
    俺といっても/他人のことがある/
    一体あなたは誰?何?/本当のことを知りたいよ/

  5. 二人の愛(*)
  6. 恋はすべてのもの/焼き尽くす・ア・ア・ア・ア・アー/
    そして生まれてくる/本当の愛が/
    すばらしい美しい/二人が歩むこの道/
    アー夢あふれ実り多き/二人の愛は誠/
    そうさ素敵さ/愛は真心/
    二人の愛は誠/

  7. オー・イエス
  8. 春が来て心弾んでる/だけど世の中は暗いブルー・ブルー・ブルー/
    外に出てみんな楽しもう/だけど周りにはクシャミばかり/
    こんな世界にどうしてなったの/
    誰のせいでもないよ/悪いのは私達/
    秋が来て心穏やかに/だけど野に山に赤や黄色/
    出かけよう自然の懐/抱かれ陽を浴びて蘇るよ/
    こんな世界がいつまで続くの/
    難しいことじゃない/やれるのは私達/
    時は過ぎ季節巡るけど/変わらないものはラ・ラ・ラ・ラブ・ラブ・ラブ/
    いつか平和な世界がくるよ/オーイエス・オーイエス・オーイエス・オーイエス/
    オー・イエス/

  9. 蒼き月夜(*)
  10. 蒼き月夜に誘われて/一人海辺に出てみたら/
    乙女が岩場に腰をかけ/遠くの船を眺めてた/
    僕は近づき声かけて/座って肩を寄せ合って/
    月に照らされ見つめ合い/幼い頃の話した/
    あれは昔のことでした/今でも時々想い出す/

  11. 政治の世界
  12. 政治の世界は人気取り/上がったり下がったり/
    目先のことで手一杯/
    揚げ足取ったり取られたり/駆け引きばかりの探り合い/
    慌てふためいてドタバタだ/
    選挙がくれば頭を下げ/甘い言葉で惑わす
    選ばれたなら胸をそらして/みんなに向かい威張ってばかり/
    政治の世界は金次第/もらったり与えたり/
    親分子分の貸し借りだ/

  13. 野辺に咲く花
  14. 野辺に咲く花は美しい/ひっそりとつつましく/
    目立たぬところで花一輪/
    駆け引きのようなものはない/ただ咲きただ散る潔さ/
    自然の生き方さわやかだ/
    花が開けばチョウが舞い/おしべ・めしべを飛び交う/
    受粉がすめば種を育てて/実りとともに枯れてゆく/
    野辺に咲く花はたくましい/誰の手も借りなくて/
    自分の力で花一輪/

  15. 二人の道
  16. 二人で歩んだ/茨の道を/
    振り返り我ながら/よく来たもんだ/
    山あり谷あり仕事一筋/昔かたぎの男の道/
    一度だけの人生なら/悔いはないけど/
    もう一度やるなら/他の道か/
    仕事と子育て追いまくられて/時代の先駆け女の道/
    これから行く人生なら/ゆとりを持って/
    二人で行こう/助け合って/

  17. 生きてゆこう
  18. 生きてゆこう/生きてゆこう/命ある限り/どこまでも生きよう/
    働こう/働こう/元気ある限り/できるだけ動こう/
    たとえボケてきても/体にガタがきても/
    心が病んできても/あきらめず最後まで/生きよう/生きよう/生きよう/
    へこたれても/落ち込んでも/光と悟りに包まれて/
    一山超えて/二山越えて/

  19. のんびり行こうよ(*)
  20. そよぐ木陰に二人/肩を並べて二人/
    青い空と白い雲と裾に広がる緑/
    のんびりびり/のんびりびりびり/行こうよ/
    のんびりびり/のんびりびりびり/行こうよ/
    青い空と白い雲と裾に広がる緑/
    波の岩場に二人/肩を寄せ合う二人/
    青い海と白い雲と空に広がる世界/

  21. 胸のポッケに
  22. 胸のポッケに歌を詰めて/前に向かって歩こう/
    悲しみやってきても/歌が流してくれる/
    胸のポッケに夢を抱いて/上に向かって歩こう/
    苦しみやってきても/夢が育ててくれる/
    はるか遠く宇宙を越えて/はるか遠く愛を求めて/
    胸のポッケに笑みを浮かべ/横に向かって歩こう/
    災いやってきても/笑みが飛ばしてくれる/

  23. あこがれ
  24. 若い頃の憧れ/まばゆいほどに輝いてた/
    変わる姿に魅了され/あなたの動き追いかけてた/
    あの日別れたけど/それぞれが活躍していた/
    いつかまた蘇ることを/心待ちにしていた/
    突然一人が亡くなった/もう彼らが集まることはない/
    それでも彼らは生きている/みんなの心に生きている/
    若い頃の憧れ/今も心に生き続ける/
    彼らの意志受け継ぎ/孫の世代に引き継ぎたい/
    あの日出会ってから/二人は力を合わせて/
    いつの日か花開くことを/夢に描き続けた/
    次第に世界に認められ/憧れが次の世につながった/

  25. サーモン・カムバック
  26. 私の生まれたところに/帰ってみたら/
    記憶に残るものはないけど/どこか何かが匂ってる/
    海原に出たサケが/生まれ育った川に戻ってくるように/
    遠くに見える山並み/近くに流れるデルタの川/
    山と川と海がある/
    この町が好きだから/みんなで良くしてゆこう/
    心を一つにして/力を合わせてゆこう/
    子供の遊んだところに/帰ってみたら/
    思い出あちこち見つけられ/なぜか誰かが呼んでる/
    遠くに聞こえる物売り/近くで騒ぐ子供の声/
    人の心と情がある/
    この町が好きだから/みんなで良くしてゆこう/
    心を一つにして/力を合わせてゆこう/
    リメンバー・リメンバー・リメンバー・サーモンカムバック/
    海原に出たサケが/生まれ育った川に戻ってくるように/

  27. おもいはるか(*)
  28. 想いはるか遠く/故郷は眠ってる/故郷は眠ってる/
    疲れ果てた青春に/心も傷つき/
    そして愛を求め彷徨ってる/うつろな毎日さ/
    長い旅路の果て/故郷は目を覚ます/故郷は目を覚ます/

雑感

今年に入って曲作りを再開した時には、作曲できるかどうか不安でした。若い頃のストックが何曲かあったので、それを引っ張り出しながら、並行して新曲作りに励みました。感性は鈍っているのでしょうが、今の自然体の歌ならなんとかなりそうです。

今更プロになるつもりは毛頭ありませんが、プロに負けないいい曲は作りたいと思います。作詞の方がいまひとつですが、今のところ他人の詞にメロディを乗せようという気にはなりません。つたない詞に自分らしい曲をつけるのが私流で、プロでもアマでもない道を歩みたいと思います。

これまではすべて自分で歌っていましたが、私には歌唱力がありません。もっと上手な人に歌ってもらえるように、その人に合った曲作りが求められます。イマジネーションを働かせ、他人の気持ちになって作詞・作曲することができれば、一人前かもしれません。私にできるかな???

どちらにしても小休止して、次なる構想を練って、新たな気持ちで音楽に向かい合いたいと思います。
また、このアルバムに対して感想等をお聞かせいただければ幸いです。掲示板への書き込みをよろしくお願いいたします。


  (2009.10.15 記載)   
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